注目を集めるETF(Exchange Traded Funds) 【上場投資信託】

最近、注目を集めているETF (Exchange Traded Funds) は、株式のように東京や大阪などの証券取引所に上場し、取引されている投資信託のことで、上場投資信託とも呼ばれています。

日本国内では1995年に国内で初めて上場して以来、ここ数年はさまざまなETFが数多く上場し、ETFの数も資産額も堅調に増加してきています。

さまざまなETFの上場により、ETFの投資対象の種類(資産クラス)と本数が増加し、金融商品の選択肢が広がりましたが、その一方で、多種多様なETFの中から、適切なETFを見つけるためには、自分自身の投資方針を決めることが重要になります。

投資方針は、投資目的、投資期間、目標リターン、リスク許容度、などになります。
これらを十分に認識することで、数多いETFの中から、自分に適したファンドを効率的に見つけ出すことができるでしょう。

リスク許容度をあらためて見つめることが大切です。
一時的に40%以上の値下がりにも許容出来るなら、長期的には高い運用成果が期待できる内外の株式に連動するETFを中心に選択することができるでしょう。
短期的にでもなるべく値下がりを避けたい場合は、長期的には高い運用成果を期待できないかもしれませんが、内外の債券指数に連動するETFを中心に選択したほうがいいかもしれません。

今後もさまざまなETFの上場が見込まれますので、投資家にとっては期待リターンとリスクの組み合わせの幅が広がりそうです。